【スタートアップ企業で働く】を転職エージェントが徹底解説!

「周りにスタートアップ企業で働く人も増えてきたけど、実際どうなの?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?この記事ではスタートアップ企業やベンチャー企業を中心に転職支援を行っている、現役転職エージェントの僕が解説しています!

▼目次
1.そもそもスタートアップ企業とは何か?
2.良いスタートアップ企業の選び方。5つのポイント!
3.スタートアップ企業への転職の注意点3つ
4.スタートアップ企業で求められている職種は?
5.さいごに

1.そもそもスタートアップ企業ってなに?

いままではベンチャー企業なんて言われていたのに、突然スタートアップ企業という言葉が増えてきましたね。そもそもスタートアップ企業ってなんでしょうか?

1-1.スタートアップ企業の定義

もともとはアメリカのシリコンバレーからきたもので、日本ではスタートアップ企業を「新しいビジネスで急成長を目指す組織」として使われることが多いです。

急成長を目指す上で、新しいテクノロジーを活用していたり、既存業界でのイノベーション(破壊的創造)を起こしていたり、と大きな変化率を作るような企業です。

btrax, Inc.のCEOであるBrandon K. Hill 氏によると、下記がスタートアップ企業の定義だそう。

新しいビジネスモデルを開発し、ごく短時間のうちに急激な成長とエクジットを狙う事で一獲千金を狙う人々の一時的な集合体。

参照:http://blog.btrax.com/jp/2013/04/22/startup-2/

スタートアップ企業が目指しているEXIT(イグジット)と呼ばれる出口目標は、上場(IPO)や会社売却となります。株式を持っている場合は、上場しても会社売却をしても大きなリターンを得られる可能性があります。

最初から世の中を変えるほどの資金力がある会社は稀なので、投資家やVC(ベンチャーキャピタル)などから投資を受けて事業を大きくします。スタートアップの中では「ラウンド」と呼ばれます。金額の大きさや投資を受ける回数によって、シード→シリーズA→シリーズB→シリーズCなんて言われるものですね。

赤字を掘ってでも一気に大きく成長させろ!というスピード感です。一般的な会社の「黒字が偉い・赤字はダメ」という感覚とは大きく違います。

1-2.じゃあ、ベンチャー企業とはどう違うの?

ベンチャー企業という言葉の定義は広いです。創業したての企業のことや、大きい会社でもメガベンチャー企業なんて呼ばれます。

スタートアップ企業とベンチャー企業を、図で表すとこんな感じです。

スタートアップ企業とベンチャー企業の違いまとめ

つまり、スタートアップ企業とベンチャー企業の違いは、「目標の大きさ」と「成長率の高さ」によって分れられるということですね。まだまだ曖昧な言葉なので明確な数字では、判断できません。

2. 良いスタートアップ企業の選び方。5つのポイント!

スタートアップ企業で働きたいな、と思ってもどう探してよいかわからないですよね。

普通に転職先を探すだけであれば、下記のような基準でOKです。

  • 自分の興味がある業種は何か?
  • 自分の経験やスキルの活かせる職種か?
  • 将来はどんな風になりたいのか?
  • 希望する勤務条件に合っているか?

ただ、スタートアップ企業に転職する場合は、上記の点だけでは足りません。

「そもそもこのスタートアップ企業は大丈夫なのか?」という投資家的な目線から転職を決定する必要があります。もちろん転職してからは会社内で働くプレイヤーになるので、自分が活躍すれば会社は上手くいかせることは可能です!

出来れば良いスタートアップで働きたいですよね?そこで僕が考える、入社前にチェックしておくべきポイントを書きます。

スタートアップ企業をチェックする5つのポイント

2-1)会社の資金力がどの程度あるのか

資金力と言っても、事業が黒字で利益が出ているかどうかだけではありません。スタートアップの場合は目標が非常に高いので、事業自体は赤字でも企業価値は高いというケースがあります。

投資家やVCから投資を受けている場合は、赤字であっても事業成長のために投資をして拡大していく方法を取ります。その投資額がある程度あれば財政基盤もしっかりとしているため、まずは安心して働くことができるでしょう。

投資資金も利益も無い会社の場合は、事業拡大もできずに目先の売上で苦しむことになってしまいます。

2-2)社長はどんな経歴で、どんな人か?

会社規模の小さい会社の場合は、社長自身の力量に左右される部分が多いです。社長はどんな経歴で何をやってきた人なのかを見ましょう。大きい会社にいたからスゴイわけではありません。

どんな実績を出してきた人なのかを知ることで、社長の力量を知ることができます。また以前にスタートアップを創業して一度売却経験がある方は、成功確率が上がると言われています。

それと合わせて人柄も含めて、自分が尊敬できそうな方かは重要です。小さい規模の会社であれば、社長や経営陣とも身近に働くことになるからです。

2-3)働いているメンバーはどんな人たちか?

大事なのは社長だけではありません。経営陣や社員の方々がどんな人たちかも見て判断したいところです。

20代前半の人たちが多いのか、30代が多いのか。エンジニアが多いのか、営業が多いのか。高学歴が多いのか、体育会系が多いのか。どんな考えや目標を持って働いている人が多いのか。

実際に働いている方々がどういう人たちかによって、事業成長の成功確率も変わります。また何よりも自分が働く上で、楽しく働けるかどうかが決まってしまいます。

2-4)プロダクトはどんなものか?

その会社が作っているプロダクト・サービスはどんなものか、ユーザー目線から触れてみましょう。BtoCやアプリであれば自分も使ってみてください。BtoBであればデモ画面など、実際に見せてもらった方が良いです。

自分が使ってみて良いと思ったサービスやプロダクトであればベストです。もっと良くしようという情熱をかける価値が湧いてくるはずです!

2-5)その会社独自の強みはなにか?

事業の成長を見極める上で、どんな部分に「強み」がある会社なのかを見てみましょう。その分野が盛り上がっていたり、メディアに取り上げられる回数が多いだけで、すごそうに見えてしまうことがあります。

1つのポッと出たアイディアを具現化したサービスだと、他社もすぐに参入できてしまいます。どんな点がその会社だけができるような強みなのでしょうか?経営陣の優秀さ、代表の強い想い、登録者数、顧客データベースの量、自社メディアの知名度、などが強みとして考えられます。

3.スタートアップ企業への転職の注意点3つ

さらに現実的な話ですが、スタートアップ企業に自分が転職した時に注意すべき点はどんな点でしょうか?

3-1)ある程度の覚悟がないと面接に受からない

多くのスタートアップ企業は少数先鋭の会社です。出社だけすれば給与がもらえると思っているサラリーマン気質のまま行っても受かりません。

スキルや実績も大事なのですが、それ以上に「頑張りたい」という覚悟が求められていることが多いです。よっぽど企業側から良いオファーをもらえる人ではない限り、自分から覚悟を決めて面接に望む方がベターです。

3-2)ストックオプションは交渉しないともらえない。ボーナスとは違う。

ストックオプションとは「自社株式を購入できる権利」です。会社規模が大きくなり、上場や会社売却を狙っているスタートアップ企業は株式の価値が一気に高くなる可能性があります。なので自社株式を持てることは非常に大きな金銭的なリターンになり得るものなのです。

ただスタートアップで働くからと言って、ストックオプションの形で株式がもらえるとは限りません。むしろストックオプションをもらえない会社も普通にあります。その点ではボーナスとは全く異なります。

入社した時点でもらえることはあまり期待しないほうが良いでしょう。まずは会社に貢献し活躍してから、自ら交渉してストックオプションをもらえるくらいに考えておいたほうが良いです。

3-3)大手に比べて給与は下がることがほとんど。手厚い福利厚生は無いと思え。

給与は大手企業に比べると下がるケースが多いようです。ただ成果を出せば上がる方式を取っている会社が多いので、きちんと貢献すれば給与の伸び率は大手と比較にならないほど高いと思います。

またスタートアップに大手ほどの福利厚生はありません!面接でその質問をしたら「ワッツ?」という感じです。あるとしたら、働き方を自由にできるとか、自由度の面です。いわゆる○○手当的なものは、無い前提で行くのが良いと思います。あればラッキーくらいのテンションでいきましょう。

4.スタートアップ企業で求められている職種は?

ではスタートアップ企業で大事なポジションは、何なのでしょうか?

我々は創業チームがクレイジーであることを重視している。そして「ハッカー」「ハスラー」「ヒップスター」という構成で成り立つと理想的だと思っている。

ー500startups co-founder デーブ・マクルーア氏

上記はアメリカで有名なスタートアップを生み出しまくっている方の話です。ただ「ハッカー」「ハスラー」「ヒップスター」と言っても一般的には伝わらないですよね(笑)実際には下記の職種の募集が多いです。

日本のスタートアップ企業で募集の多いポジション

  • エンジニア(いわゆるハッカー)
  • デザイナー(いわゆるヒップスター)
  • 事業開発(いわゆるハスラー。Biz Devとも呼ばれます)
  • 営業(マーケティングも兼ねるケースあり)
  • 人事(広報も兼ねるケースあり)

逆に総合職と呼ばれるような、一般事務、経理、総務、秘書あたりはスタートアップには無いです。募集のある職種は、その他にも業種によってカスタマーサポート、ゲームプランナー、キャリアアドバイザーなど、各社によって募集ポジションは違います。

未経験でも覚悟があればオープンポジションのような形で入社することもあります。入社後に適性を見たうえで、「人事やってみる?」など役割を決めてもらう形もあるようです。

5.最後に

僕自身はスタートアップ企業が大好きです。不確実性も多いですが、大きな可能性を持っているからです。

世の中を変えていく企業には成功してもらいたいし、スタートアップ企業で頑張りたい人も本気で応援したいです。オススメのスタートアップ企業もたくさんあります。スタートアップ企業で働くことに興味のある方は、ぜひ下記から相談してください。

僕自身は【学生起業→ベンチャー企業勤務→海外で起業→東京で転職→東京で起業】という経験があります。転職相談でも起業相談でも、なんでも相談受付中です。気軽にお話しましょう!下記フォームからでもOKですし、普通に個人宛にFacebookとかメールでメッセージくれると嬉しいですー!

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